受賞者 ラビラビ 様 （愛媛県） ■モカ イヌ(ヨークシャテリア) に贈る手紙

モカへ 『俺だと思って育てて』と、我が家を巣立って行った息子からの突然の贈り物。 モカって呼んだら、キャリーからひょっこり顔を出した可愛い顔、一生忘れない。 その日から、あなた中心の日々です。 息子よごめん、『俺』より可愛いわ。 平成19年7月14日　 あの日、お腹を痛めたのは、きっと私。

受賞者 おちさち 様 （千葉県） ■ちー ネコ(雑種　チンチラ　×　シャム) に贈る手紙

ちーへ 天国でも毎日日向ぼっこしながら寝ているのかな？ちーに会うまでは本当は猫は好きじゃなくて。わがまま自由気まま懐かないんじゃないかと思っていたよ。お目目がぱっちりで白い毛の綺麗な猫をみて一瞬で恋に落ちたよ。そのとき抱きしめた感触を今でも忘れないよ。小学生から去年までの１８年間。失恋して落ち込んでたり、仕事に疲れて帰って来ると、何も言わずにそばに来てそっと寄り添ってくれたこと。そんなちーみたいな旦那様と今は幸せに暮らしているよ。さよならがちゃんと言えなくてゴメンね。あんなに泣いたのは何年ぶりかな？いつも泣いてる私に寄り添ってくれてたから、あのふわふわな白い毛が今でもそっと包んでる気がするよ。もうすぐ私ママになるんだ。毎日元気におなかを蹴る小さな命ともうすぐ会えるよ。でもやっぱりこの先も不安だったりいろんなことがあるかもしれないから、天国で応援してて。これからもずっと優しく私たちを見守っていてね。

受賞者 こたもみじ 様 （栃木県） ■もみじ ネコ(mix) に贈る手紙

もみじへ 出会ったのは２００５年１０月、ガリガリに痩せた捨て猫さんだったね。母ちゃんはコタの散歩中、持っていたワンコ用のジャーキーを小さくちぎって上げたっけ。かわいそうだけど、連れて帰る気はなかったよ。だって、父ちゃんは大の猫嫌い。きっと反対されるに決まってるから。 １１月半ばの寒い雨の夜、気になって見に行ったら、お前はあの広い施設の中、たった１匹で小さな屋根の下に座ってた。あの姿を思い出すと、母ちゃんは今でも泣いちゃうよ。ごめんね。お前はこんな夜をもう何回過ごしたんだろうね。 「案ずるより拾うが易し」なんて格言はなかったかな？とにかくうちにおいで。なんとか・・・してみせようじゃないの！！って、父ちゃんにもコタにも受け入れられたのは、母ちゃんの力じゃないね。もみちゃんがびっくりするくらいお利口さんだったから。父ちゃん、この前言ってたよ。「コタともみじのいない生活は考えられない」ってさ。